この無料のPolygonエクスプローラーでは、Polygon PoSメインネット上のトランザクションハッシュ、ウォレットアドレス、ブロック、トークンを数秒で確認できます。上の検索欄に手元の情報を貼り付けるだけで、ステータス、手数料、トークンの移動、共有用のレシートがチェーンから直接表示されます。アカウント登録は不要で、当サイト側には何も保存されません。
要点まとめ
トランザクションなら66文字(0x+64文字)のハッシュ、ウォレットやコントラクトなら42文字の0xアドレス、ブロックなら数字、トークンなら名前かコントラクトを貼り付けます。最初に正しいネットワークタブを選ぶのがコツです。リンクやQRコードを送るなら共有、レシートを残すなら印刷/PDF保存を使いましょう。
このツールを作ったきっかけは、エクスプローラーのレビュー作業で同じことを何度も繰り返していたことでした。タブを3つ開き、同じハッシュを3回貼り付け、「USDCはちゃんと届いたの?」と聞くだけの相手のために読みやすい答えを組み立てる。このページのPolygonエクスプローラーは、その疑問に1画面で答えることを目指しています。より詳しい調査が必要なら、大手エクスプローラーで検証するためのリンクもすぐに開けます。
ポリゴンのトランザクション・アドレス・ブロック・トークンの確認方法
検索欄は4種類の入力を理解し、貼り付けた内容がどれに当たるかを自動で判別します。モードを選ぶ必要はありません。
- ネットワークを選ぶ。 結果の上にあるタブで、Polygon PoS(メインネット)、Amoyテストネット、zkEVMを切り替えます。ほとんどの方はPoSで十分で、初期状態でも選ばれています。
- 検索したい情報を貼り付ける。 トランザクションハッシュ、ウォレットまたはコントラクトのアドレス、ブロック番号(カンマや先頭の#があっても可)、USDCのようなトークン名のいずれかです。
- 結果カードを読む。 トランザクションは冒頭に支払いレシートが表示され、その下に技術的な項目がすべて並びます。アドレスの場合は残高、トークン、履歴の順に表示されます。
- 共有・印刷・検証する。 共有ボタンでリンクやQRコード、メッセンジャーへのショートカットを使えます。カードをPDFに印刷したり、同じ検索をPolygonScan、Blockscout、OKLinkで開いたりすることもできます。
何を試せばよいか迷ったら、「例を試す」ボタンを押してみてください。サンプルのトランザクション、ウォレット、最新ブロック、ネイティブUSDCのトークンコントラクトが読み込まれるので、自分のデータを貼る前に結果の見え方を確認できます。検索結果の下には最新ブロックと最新トランザクションが自動更新で表示され、Polygonメインネットの簡易ライブダッシュボードとしても使えます。
ポリゴンのトランザクションハッシュ検索
Polygonのトランザクションハッシュは必ず0xで始まり、その後に16進数が64文字続きます。合計66文字です。送金後にウォレットに表示され、MetaMaskではアクティビティ詳細の「トランザクションID」、取引所では「TxID」や「Txnハッシュ」と呼ばれることが多いです。必ず全文をコピーしてください。1文字欠けるだけで一致しなくなります。各項目をじっくり理解したい方は、実際のUSDC送金を1行ずつ解説したポリゴンのトランザクション確認ガイドをご覧ください。
ウォレットとコントラクトのアドレス検索
42文字(0x+40文字)のアドレスを貼り付けると、ウォレット表示が開きます。POL残高とその時点のドル換算額、保有しているすべてのトークン(価格が分かるものはドル建て評価額つき)、総トランザクション数、そして各行にIN・OUT・SELFのラベルが付いた最近のアクティビティ一覧が表示されます。「さらに読み込む」で過去の履歴をさかのぼれます。アドレスがスマートコントラクトの場合は、検証状況や作成者などのコントラクト情報も追加されます。特定のウォレットを長期的に見守りたい場合は、Polygonウォレットの追跡方法が参考になります。
ブロックとトークン
ブロック番号を入れるとブロック表示になり、そのブロックを生成したバリデーター、ガスリミットに対するガス使用量、ベースフィー、バーンされた手数料、含まれるトランザクション一覧が確認できます。トークンのコントラクトや名前を入れると、価格、時価総額、保有者数、総供給量、最近の移動履歴が表示されます。名前検索は便利ですが、ステーブルコインは必ずコントラクトアドレスを確認してください。詐欺トークンは名前もシンボルもそっくりに真似てきます。本物のアドレスはUSDT・USDCトラッカーのページにまとめています。
結果カードの各項目の意味
Polygonはイーサリアムと同じトランザクション形式を採用しているため、項目名はEtherscan系のエクスプローラーと共通です。分かりやすい言葉で整理しておきます。
| 項目 | 意味 |
|---|---|
| ステータス | 成功・失敗・保留中 |
| ブロックと承認数 | 格納先と、その後に積まれたブロック数 |
| 日時 | ブロックのタイムスタンプ(UTC) |
| 送信元/送信先 | 送り手と、受け手または呼び出し先 |
| メソッド | transferやswapなどの関数名 |
| 金額(Value) | 移動したPOLとドル換算 |
| 手数料 | ガス使用量×ガス価格(POL建て) |
| ガス価格 | ガス1単位あたりの価格(gwei) |
| ガス使用量/上限 | 実際の処理量と設定上限 |
| ノンス | 送信元の取引カウンター |
| インプットデータ | 呼び出しパラメータ(生データ/デコード) |
| トークン移動 | ERC-20・ERC-721・ERC-1155の動き |
つまずきやすい項目がいくつかあります。まず金額(Value)はネイティブのPOLしか表示しません。USDTを送った場合、金額欄はたいてい0 POLで、実際の支払いはトークン移動の欄にあります。レシートカードが主要なトークン移動を一番上に表示するのはそのためです。また、**送信先(To)**は人ではなくコントラクトであることがよくあります。トークン送金では送信先欄にトークンのコントラクトが表示され、実際の受取人はトークン移動の行に記載されます。
失敗したトランザクションでも手数料はかかります。ネットワークはリバートするまで処理を実行しているので、ガスは消費されています。私たちがよく目にする原因は、スワップのスリッページ上限、期限切れ、トークンの承認(allowance)不足です。保留中はノードがトランザクションを把握しているものの、まだブロックに入っていない状態で、Polygonでは通常数秒で終わります。長く続く場合は、メモリプールと保留中トランザクションのページで高速化やキャンセルの方法を確認してください。
承認数は以前ほど重要ではなくなりました。2025年7月のHeimdall v2アップグレード以降、Polygon PoSは約5秒で確定的なファイナリティに達するため、数ブロック後ろに埋まったトランザクションは事実上確定しています。POL建ての手数料は通常1セント未満です。送金・スワップ・NFTミントに今どれくらいかかるかは、ライブのポリゴン ガス代トラッカーで確認できます。
ノンスは単なるカウンターです。ウォレットから最初に送ったトランザクションは0、次は1というように増えていきます。後のトランザクションは、それより小さいノンスがすべて確定するか置き換えられるまでブロックに入れないため、トランザクションが詰まったときに真っ先に確認すべき項目です。
対応ネットワーク:PoS・Amoy・zkEVM
このツールは3つのネットワークに対応していますが、取得できるデータの深さが異なります。
- Polygon PoSメインネット(チェーンID 137): フルモードです。トランザクション、アドレス、ブロック、トークンはBlockscout API v2から取得し、メソッドのデコード、トークン移動、トークン残高、ドル換算額まで表示します。Blockscoutの応答が遅い場合、基本的なトランザクションデータは公開JSON-RPCノードに切り替えて取得します。
- Amoyテストネット(チェーンID 80002): RPCモードです。テストトランザクションのステータス、送信元、送信先、金額、手数料、ガス、ブロックが分かります。コントラクトをデプロイしながら、このサイトを離れずにさっと確認したいときに便利です。
- Polygon zkEVM(チェーンID 1101): 過去データ参照用のRPCモードです。zkEVMメインネットベータは2026年に終了しているため、公開エンドポイントが残っている間のベストエフォートなアーカイブ表示と考えてください。
RPCモードでは、基本データのみ表示中であることを示す小さな注意書きが出ます。これは仕様であり、エラーではありません。各チェーンの詳しい背景は、チェックポイントやシステムコントラクトも解説しているPolygon PoSチェーンのエクスプローラーのページをご覧ください。
結果の共有:リンク、QRコード、支払いレシート
検索するたびにページのURLが更新されるため、アドレスバーには常に/jp/explorer/?tx=0x…や/jp/explorer/?address=0x…&net=amoyのような共有しやすいリンクが入っています。どの端末でそのリンクを開いても、同じ結果がチェーンから改めて読み込まれます。
共有ボタンを押すと、次の機能をまとめた小さなパネルが開きます。
- リンクのコピー欄
- Telegram、WhatsApp、X、メールへのワンタップ送信
- 画面に表示できるQRコード(店頭で見せたり、相手にスマホで支払いを確認してもらったりするときに便利です)
- スマートフォンでは端末標準の共有メニュー
各トランザクションの冒頭に出る支払いレシートカードは、専門知識のない方のために設計した部分です。ステータスのバッジ、金額(ネイティブPOLまたは主要なトークン移動)、ドル換算額、送信元、送信先、日時、手数料、ブロック、承認数を、領収書のように読めるレイアウトで表示します。印刷/PDF保存を使えば、周囲のナビゲーションを除いたすっきりした1ページの書類になります。フリーランスの方は請求書に証拠として添付し、サポート担当者は「送った」「届いていない」というやり取りの決着に使っています。詳しい手順は支払いの確認と共有ガイドで解説しています。
プライバシー:当サイトが保存するもの(何もありません)
アカウントもAPIキーも不要で、間に当サイトのサーバーも挟みません。検索すると、お使いのブラウザが公開インフラに直接リクエストを送ります。Polygon PoSについてはBlockscoutのAPI、そしてpublicnode、dRPC、1RPCなどの公開RPCノードです。トークン価格は公開の価格APIから取得します。検索内容のログは取らず、調べたウォレットの履歴も作らず、ウォレットの接続を求めることも一切ありません。
正直にお伝えしておきたい注意点が2つあります。1つ目は、問い合わせ先の第三者APIには、一般的なウェブサイトと同様にIPアドレスが見えることです。2つ目は、ブロックチェーンのデータそのものが設計上公開されていることです。誰でも任意のアドレスを調べられます。プライバシーを重視するなら、エクスプローラー側では変えられないため、アドレスの使い方で工夫する必要があります。
データの取得元
当サイトのエクスプローラーは、オープンなデータソースの上に載った軽量で高速なインターフェースです。どこからデータを得ているのか、きちんと知っておいていただきたいと考えています。
Polygon PoSの主なデータ源は、オープンソースのBlockscoutプロジェクトが運営するpolygon.blockscout.com/api/v2/のBlockscout REST API v2です。/transactions/{hash}、/addresses/{address}/token-balances、/blocks/{number}といったエンドポイントから、デコード済みのデータ、トークンのメタデータ、価格を取得しています。ご自身で活用したい方は、プロジェクトの開発者向けドキュメントに各エンドポイントの説明があります。
2つ目のデータ源は公開JSON-RPCで、ウォレットがPolygonノードとやり取りするのと同じインターフェースです。最新ブロックのフィード、Blockscoutが混雑しているときの代替、そしてAmoyとzkEVMでは唯一のデータ源として使っています。ご自身でスクリプトを書く方へ一つ注意があります。古いpolygon-rpc.comエンドポイントは現在認証エラーを返すため、動作する公開ノードに差し替えてください。私たちが実際に試したエンドポイントはエクスプローラーAPIとRPCのページに一覧しています。
PolygonScanとの違い
Etherscanチームが開発したPolygonScanは最も機能が充実したPolygonエクスプローラーで、おすすめPolygonエクスプローラーのランキングでも1位に選んでいます。私たちはPolygonScanに取って代わろうとしているわけではありません。それぞれの使いどころを整理しました。
| 用途 | 本ツール | PolygonScan |
|---|---|---|
| ステータスの即確認 | 可(1画面) | 可 |
| 支払いレシート・QR | 標準搭載 | なし |
| 印刷用PDF | 可 | ブラウザ印刷のみ |
| コントラクト検証 | 不可 | 可 |
| コントラクトの読み書き | 不可 | 可 |
| トークン承認チェック | 不可 | 可 |
| ウォッチリスト・通知 | 不可 | 無料登録で可 |
| CSV出力 | 不可 | 可 |
まとめると、答えと共有できる証明を10秒で手に入れたいときは本ページ、コントラクトの検証、承認の取り消し、記録用の履歴エクスポート、内部トランザクションの調査が必要なときはPolygonScanが向いています。キー不要のAPIを備えたオープンソースのツールが好みなら、Blockscoutエクスプローラー自体も非常に優秀です。本ツールの各結果には、同じ検索をPolygonScan、Blockscout、OKLinkで開く「検証」ボタンがあるので、行き来はワンクリックで済みます。
うまくいかないとき:見つからない・保留中・ネットワーク違い
検索がうまくいかない原因は、ほぼいくつかのパターンに絞られます。次の順番で確認してみてください。
「該当するデータが見つかりません」と出る
まずネットワークタブを確認します。AmoyのテストトランザクションはPoSメインネットには表示されず、その逆も同じです。次にチェーンを確認します。Polygon、イーサリアム、Arbitrum、Base、BNB Chainはいずれも見た目が同じ0xのハッシュとアドレスを使います。取引所から出金した場合は、出金画面に使われたネットワークが表示されています。そこにERC-20やEthereumとあれば、トランザクションはイーサリアム上にあるので、Polygonではなくイーサリアムのエクスプローラーで調べる必要があります。
イーサリアムのハッシュとPolygonのハッシュ
見た目で区別する方法はありません。どちらも0x+64文字です。同じウォレットアドレスが両方のチェーンに存在するため、「Polygonの残高が空っぽ」と慌てるケースの多くは、資金がイーサリアム上の同じアドレスに届いているだけです。ここでもPolygonScanでも見つからないハッシュは、Etherscanで試してみてください。ブリッジ送金は特殊で、チェーンごとに1件ずつトランザクションがあります。両方を追いかける方法はブリッジエクスプローラーのページで解説しています。
保留中のまま進まない
Polygonはおよそ2秒ごとにブロックを生成するため、1分以上「保留中」が続く場合は、手数料が急騰したタイミングでガス価格が低すぎたか、同じウォレットから送った前のトランザクションがまだ待機中(ノンスは順番に処理されます)であることがほとんどです。ウォレットから同じノンスで手数料を上げて再送信し、高速化またはキャンセルしてください。
残高がおかしい
トークン残高はインデクサーから取得しているため、送金直後は数秒遅れることがあります。ウォレットにエアドロップされたスパムトークンが表示されることもあります。触らなければ無害ですが、トークン名に書かれたウェブサイトには絶対にアクセスしないでください。また、ガス代用のPOLや支払い用のUSDCが必要な場合は、複数の法域でライセンスを持ち、Polygonへ直接出金できる規制下の取引所で購入するのが安心です。確定前に、出金ネットワークがイーサリアムではなくPolygon PoSになっているか必ず確認しましょう。日本国内の暗号資産交換業者の登録状況は金融庁のウェブサイトで確認できます。
データソースが応答しない
公開APIはときどきレート制限をかけたり、一時的に不安定になったりします。数秒待ってから再検索してください。ツールは自動的に別のRPCエンドポイントを試します。結果に違和感がある場合は、「検証」ボタンで独立したエクスプローラーの意見を聞くのが最も手早い方法です。Polygon全体の仕組みを知りたい方には、公式のPolygonドキュメントが最適な出発点です。